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ホテイアオイに覆い尽くされた湖面=浅間溜池公園

平成25年2月21日(木)                                


消えた湖面     =浅間溜池公園
 天城町浅間の「溜池公園」の湖面が、ホテイアオイの異常発生で見えなくなっている。 以前、撤去作業が行われたが繁殖力が旺盛で一株でも残っているとたちまち増えてしまう。 ここは渡り鳥の楽園で色んな野鳥が見られたが、今年はわずかな空間にカモ類が数羽見られるだけ。
 ホテイアオイは南米原産で、日本には明治時代の中ごろに観賞用などの目的で移入され、1972年ごろから野生化が確認されるようになったと言う。 繁殖力がきわめて強く、数株がわずか数カ月で数千株に増えることもある。 生態系に大きな影響を与えるため、環境省の「要注意外来生物リスト」に掲載されている。 また国際自然保護連合による「世界の侵略的外来種ワースト100」にも含まれており、持ち込みが禁じられている国もある。



 ホテイアオイが繁殖していない頃の湖面

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