徳 之 島 人 物 伝
この頁のTOPへ    Home

村上清信   =徳之島初のオリンピック選手=
徳之島町花徳出身(1907年12月24日生ー没年不明)
村上清城、みんちゃの次男として生まれる。
明治薬学専門学校卒。
1930年・1931年、全日本アマチュア拳闘選手権大会フライ級に2年連続優勝。
1932年、第10回オリンピック・ロスアンゼルス大会にフライ級日本代表として出
場し、1回戦で判定負け。
ロスアンゼルスに向かう「太陽丸」が、徳之島沖を航行するので白旗を振るように
との連絡が地元にあり、中村宗一氏等が宮城山の頂上で白旗10本を振ったとこ
ろ、船はしばらく立ち止まったと言う。
村上は、大東亜戦争(1941年)勃発の1年前、16ミリカメラで奄美撮影旅行中に
スパイと疑われ、取調べを受けた事も。案内した中村宗一氏も教職を一月休んで
取調べを受けたエピソードなどものある。
No.100212

オリンピック選手団出発 1932年7月3日横浜港
選手団を見送る群衆 船上にて(右:村上)
船上での練習後(左;村上) 船上で練習をする体操選手
歓迎式 歓迎式
選手村 日本選手団の入場行進
オリンピックスタジアム 1932、8、17 日本選手団の帰国
帰途の船中(中央:村上) 試合中の村上(右)