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徳之島町池間集落にある「石巌当」
平成22年1月20日(水)
消えゆく 石巌当 (いしがんとう)
石巌当は道路のT字路の突き当たりや、曲がったところに建てる中国起源の魔よけ。沖縄や奄美の島々に多いが、「道の島」を経たのであろうか、北は北海道函館市(現在の北限)まで分布している。 「巌当」とは向かうところ敵なしの意味だとも言われている。民族学者の柳田国男が九州や奄美、沖縄を旅してまとめた「南海小記」に書いてるように、石巌当以前に、T字などの衝などに石を立てて、目に見えない邪神を払う慣わしは古くからあったと言われている。沖縄では「ビジル」とか「ビジュル」と呼ばれているこの石巌当、今でも至る所で見かけるが、奄美の島々では年々姿を消しているのか徳之島では、数えられるほどほんのわずか残っているだけである。徳之島の石巌当が年々姿を消しているのは、建築ブームに伴って作り変えられるブロック塀に、新たに採り入れられなくなった事と、道路拡張工事のため取り除かれたためとも言われている。 かつては精神生活の一部でもあった俗信や習俗の文化遺産が見られなくなるのは実に寂しい限りである。


徳之島町井之川集落にある石巌当 沖縄県名護市にある石巌当



伊仙町議選 無投票
任期満了(2月2日)に伴う伊仙町議会議員選挙は19日告示され、定数14人に対し、現職9人、新人5人の計14人が立候補。同町政初の「無投票」となった。
氏名 年齢 党派 備考
明 秀雄 60 無所属 農業
杉並広規 62 無所属 農業
福留達也 43 無所属 社旗福祉法人職員
佐藤隆志 54 無所属 商業
常 隆之 50 無所属 家畜人工受精士
上木 勲 69 無所属 自営業
伊藤一弘 61 無所属 農業
美島盛秀 57 無所属 農業
樺山 一 53 無所属 会社員
永田 誠 30 無所属 農業
前 徹志 48 無所属 農業
琉 理人 48 無所属 農業
長岡良一 50 無所属 農業
清水喜玖雄 51 無所属 農業