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黒糖焼酎の仕込み作業=中村酒造(天城町)
平成22年1月22日(金)
黒糖焼酎仕込み 最盛期迎える
黒糖焼酎の仕込が最盛期を迎えている。 徳之島三町には蔵元が6社あり、その内の5社(中村酒造、天川酒造、亀澤酒造、高岡酒造、松永酒造)で作られた原酒は、昭和40年に共同出資して設立した共同ビン詰め会社「奄美酒類」に集められ、ブレンドし共同銘柄として商品化されている。代表銘柄「奄美」は全国に愛飲家がいる。
和製のラム酒と称される黒糖焼酎は、奄美群島内だけで製造が許されている唯一の焼酎である。 もともと黒糖を原料とした焼酎は酒税法で税の高いラム酒に属し、焼酎としては認められなかったが、昭和28年に奄美諸島が日本に復帰したとき、ラム酒と区別するために、米麹を併用する事を条件に焼酎として認められた。
2007年、語呂合わせで5月9、10日(こ、く、とう)を奄美黒糖焼酎の日と定めて全国に発信し、島内外の消費者に黒糖焼酎をアピールしている。


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