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葉桜に変わったヒカンザクラ=天城町松原
平成22年2月25日(木)
春遠からず
ヒカンザクラが葉桜に変わり、気温も20度を超える日が多くなって来た。 春は一歩一歩近づき山すそでは既に、春の草花が芽を吹き出しつつある。 
冬枯れの目立つ芝生の中をかがんでよく見ると、舌をベロンと出したような白いキヌラン(絹欄)を目にする事が出来る。キヌランは葉が細いので別名ホソバラン(細葉欄)とも呼ばれる。確かに芝生にまぎれそうな細かい葉である。その気になって探さないと見逃してしまう。まるで宝探しをしているような気分になる。 
屋久島以南から琉球列島まで分布し、日当たりの良い低草類の中に生える多年草地上ランで、背丈は3~10センチ。


キヌラン (ほぼ実物大)=伊仙町