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希少種のヤツガシラ | |
平成22年3月16日(火) | |
珍鳥「ヤツガシラ」飛来 |
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ヨーロッパやアフリカ、東南アジア、中国、沿海州にかけて分布する希少種のヤツガシラが15日、花徳駐在所横の広場に飛来し、芝生の上を盛んに餌をついばみながら移動する姿が見られた。日本では少数が旅鳥もしくは冬鳥として渡来する。
徳之島では春先にたまに目撃されることがある。今月に入って、沖永良部島や龍郷町の長雲峠、円などでも確認されている。 ヤツガシラは体長約28cm、雌雄同色で頭には冠羽があり、興奮すると扇状に広げる特徴を持つ珍鳥。 世界に一科一種(ブッポウソウ目ヤツガシラ科ヤツガシラ)の鳥であり、沖縄県版レッドデータブックでは「準絶滅危惧」に指定され、2008年にはイスラエルの国鳥にも選定されている。 |