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ナハシバイ
平成22年3月17日(水)
昭和30年代の徳之島の娯楽
昭和33年4月亀津町と東天城村が合併、徳之島町が誕生。 翌34年には亀徳港岸壁が完成、町役場建設計画着工、島内循環道路完成など生活の近代化が進み、昭和30年代は徳之島が大きく変化した時代である。 この頃まだテレビ中継はなく、 花徳では長い竹ざおにアンテナを立て、琉球放送を受信して10円で見せていた。NHKの中継局が完成したのは昭和41年。
娯楽の少ない当時、亀津、亀徳、花徳、山集落などに各二軒の映画館があり、連日大勢の観客でにぎわっていた。 「総天然色、東映スコープで贈る時代劇巨編・・・・」宣伝カーがチラシを配りながら集落内を巡回すると子供たちが後を付いて回る光景なども見られた。 数ヶ月に一回程度、沖縄から「那覇芝居」などもやって来て映画や芝居の全盛期だった。 当時の入場料は30円で、焼酎の量り売りもコップ一杯30円。