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最終離陸をするJAL MD-81機=徳之島空港
平成22年4月1日(木)
徳之島空港 ジェット ラスト フライト 機材小型化でコスト削減
年度末の昨日、鹿児島ー徳之島間のジェット便が運行を終えた。 最終便の出発に先立って、大久幸助天城町長や宮田益明観光協会長など関係者が出席して、駐機場でお別れセレモニーが行われた。 鹿児島ー徳之島の全便について機体を小型化し、1日2便から4便に増便、乗客の利便性向上を図る。これに伴い、機体を現在使用している日本航空(JAL)のMD81ジェット機(163席)から、日本エアーコミューター(JAC)のプロペラ機DHC-Q400(74席)に変更。
徳之島航空路対策協議会会長の大久天城町長は「100人単位の団体客が1機で収容できなくなる。便数が増えたことで、来島客が日帰りすることもでき、滞在期間が短くなる」と不安要素を指摘。 また、搭乗率が少ないと、便数を減らされるのではと懸念する声もある。 割高感のある徳之島の航空運賃は観光客や島民の足を遠のかせている。 官民一体となった生活路線を守る取り組みが求められている。
所要時間はこれまでより10分増えるが、運賃は2千円ほど安くなる。

徳之島発着時刻表
徳之島 鹿児島 徳之島
便名 機種 出発 到着 便名 機種 出発 到着
3797 DH4 09:25 10:25 3791 DH4 07:50 09:00
3794 DH4 12:15 13:15 3793 DH4 10:40 11:50
3796 DH4 15:30 16:30 3795 DH4 13:55 15:05
3798 DH4 18:00 19:00 3797 DH4 16:25 17:35

後継機のDHC-Q400 沖永良部空港にて撮影 (3/22)
【写真特集】
ラスト着陸 ロビーには 「おぼらだれん」 のモニュメントも
労をねぎらう大久町長(中央)ら 花束を手に機体に乗り込むクルー
都市型空港ではめったに見ることが出来ない徳之島空港名物、後部昇降タラップ (これを撮影する為に来島するマニアも)
駐機場、左は奄美行き 最後の乗客
テイクオフ 上空に消えていくJAL MDー81