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垂直に伸びるバナナ=8日、岡前
平成22年4月9日(金)
天に向かって伸びるバナナ
バナナの実は普通下に向かって伸びるが、天城町岡前の沢吉二さんの庭先のバナナは天に向かって伸び、近所の話題になっている。 数年前知人から譲り受けたもので、背丈が伸びない種類。 幹の高さは約1メートル。 実が付くのは今回が2回目で、初回は地面に当たって横に伸びたという。 今回は花が天に向かって伸び始めたので、どんなのが出来るか楽しみにしていたという。 庭先には約40本のバナナが植えてあるが、妻のキヌ子さんは「徳之島に来て40年になるがこんなのは初めて見る。上に向いているので日当たりが良く、色艶も良いので美味しいのが出来るかも」と目を細めた。
キヌ子さんは、出身地の屋久島から漢方薬として使われるショウガ科ウコン属の「ガジュツ」も取り寄せて栽培。 トライアスロンが開催される花の少ない時期に綺麗な花を咲かせるので選手に喜ばれ、球根を分たりして今でも交流が続いているという。

6月頃に開花するガジュツの花 漢方薬とし使用される根茎