ティダマンデの徳之島 Home
過去の検索
アマミセイシカとリュウキュウアセビを植えるTさん
平成22年4月21日(水)
幻の「アマミセイシカ」と「リュウキュウアセビ」里帰り
絶滅危惧種のアマミセイシカと自生地ではほぼ全滅したリュウキュウアセビがこのほど里帰り、天城町松原のTさんの庭先に植栽された。
徳之島町轟木出身で鹿児島・姶良町在住の勝 善鋼さんが、大島支庁勤務時代に宇検村の道路斜面で採取し、挿し木で増やしたもの。 昨年は古希の祝いにと、同級生全員に樹高約30センチに育て上げた苗木をプレゼントした。 苗木をプレゼントされた一人、泰良和義さん(70)=轟木=は、大きく育てて、満開の花を咲かせようと手入れに余念がないという。 アマミセイシカは幻の花といわれ、ツツジ科の常緑小高木で、ピンク~純白の花を枝先に1~4個つける。 リュウキュウアセビは枝先から下垂した壷状の白花を多数付ける。
      
幻の花アマミセイシカ リュウキュウアセビ


中央の干潟を埋め立て普天間基地移設先として検討されている徳之島空港周辺=3月末撮影
基地移設で揺れ動く徳之島
政府の会談申し入れに3町長拒否
政府は20日、米軍普天間基地移設先として検討している徳之島の3町長との会談を正式に打診した。しかし3町長ともこれを拒否。初めて徳之島案を政府案として進める方針を明らかにしたが、3町長の門前払いで暗礁に乗り上げた形に。
徳之島では18日、1万5000人による移設反対集会があり、3町長は「会えば民意を裏切る」として、今後も会談に応じない方針を確認した。