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梅雨を運んできたリュウキュウアカショウビン=9日、轟木林道
平成22年5月10日(月)
島に響く夏の声 アカショウビン飛来
夏鳥として東南アジアなどから飛来し、奄美に初夏の到来を告げるリュウキュウアカショウビンを9日確認。 「キョロロロ~、キョロロロ~」と、遠くまでこだまする独特の鳴き声は、先月25日頃から聞こえていた。 5月から7月の島の朝はこの鳥の合唱で朝が明ける。
アカショウビンはカワセミの一種で、全長27センチ前後。雌雄同色でくちばしや足も含め体全体が鮮やかな赤褐色でとても美しい。 これから繁殖期を向かえ、枯れ木や赤土の崖に巣作りを始める。 方言では「コッカル」や「クッカル」と呼ばれていて、じめじめとした梅雨の不快感を吹き飛ばしてくれるような澄んだ鳴き声を響かせてくれる。