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タカツルラン=天城町三京にて (花期 5~6月) | |
平成22年6月25日(金) | |
タカツルラン ひっそりと開花 =環境省 絶滅危惧種ⅠA類= | |
天城町三京の樹林内で「タカツルラン」がひっそりと花を咲かせている。 環境省の絶滅危惧ⅠA(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)に指定されている。種子島が北限で奄美大島、徳之島、沖縄などに分布。集団数も個体数も極めて少ない。 山下弘著「奄美の絶滅危惧植物」には、常緑広葉樹林内のイタジイなどの樹幹に寄生する腐生ラン。地下茎は赤褐色で、その長さは20m以上にもなる。花は複総状花序に黄色花を多数つける。唇弁は舟形。赤熟する果実は棍棒状で長さ10=15cm。異名「ツルツチアケビ」は本種をアケビに見立てたものである。と説明されている。 |
20m以上にもなるタカツルラン | 発行所:南方新社 定価2000円 |