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絶滅危惧ⅠBの「ヒメスイカズラ」=伊仙町鹿浦
平成22年7月17日(土)
絶滅危惧種二題
徳之島を北限とするヒメスイカズラ  ~道路工事等で激減~
気温が30度を超える真夏日が続いている徳之島だが、伊仙町鹿浦の海岸線で徳之島を北限とする「ヒメスイカズラ」が純白の花を咲かせている。環境省カテゴリー絶滅危惧ⅠBに指定され、琉球列島の固有種で産地が限定され、道路工事等で存続が危機的な状況にある。県内では鹿浦に2~3株が生存する。常緑的なつる性低木で隆起石灰岩上に生育。

自生地(○印)の近くで、道路工事中


ツルが飛ぶ姿に見立てて名付けられた「ツルラン」=天城町当部
ツルラン
日本のエビネ属の中では南方系で、九州南部、徳之島、沖縄、東南アジア、オーストラリア等に分布するツルラン(環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ)も開花している。山地の自然林の林床に生え、かつては極めて普通に見られる種であったが、近年は森林伐採や園芸採取で激減し、限られた地域以外ではほとんど見られない。名は、花が開いた状態をツルが飛ぶ姿に見立てたもの。

絶滅危惧ⅠA:ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの
絶滅危惧Ⅱ :絶滅の危険が増大している種