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             リュウキュウアカショウビンの巣立ち雛=21日、天城町当部にて
平成22年7月28日(水)
アカショウビンの成長観察  =美声でおしゃれだが巣は超不潔=
毎年、数個のリュウキュウアカショウビンの巣を観察しているが、今年は3個の巣を同時観察した。毎年狙っている巣立ちは今年も失敗。 十数年前は、夜の林道を走ると「寝床」と呼ばれる道路にはみ出した木の枝に何十羽と見ることが出来たが年々飛来数が少なくなっているような気がする。
アカショウビン(カワセミ科)は、奄美諸島に夏鳥として飛来。6月頃から繁殖期に入る。 赤褐色の美しい羽毛を持ち、おしゃれな鳥であるにもかかわらず、その巣の中の不潔さは対照的である。巣内のヒナの糞を運び出さないからで、ペリット(食べた餌のうち胃の中で消化できない骨や毛を固まった状態で吐き出したもの)や食べ残しの餌などには、ウジがわいて異様な臭気に満ちている。 孵化後約20日で巣立ち、カエルやトカゲ、カナブンなどの昆虫を餌としてすくすくと育ち、9月に東南アジア方面へ渡る。

【成長観察】
保護色の赤土の崖やクバの木に巣穴を作ることが多い 巣穴の完成
産卵中 平均3~5個の卵を産む
抱卵中 近くの木陰から見守るオス親
孵化後1日目のヒナ羽毛はまったく生えておらず目も見えない 孵化後5日目のヒナ、急速に成長しているのが分かる
筆毛が勢いよく伸びてきた孵化後15日目のヒナ 巣の中はゴミの山
好物はトカゲやムカデ カナブン
羽も大分生えそろってきた 孵化後20日ほどで巣立つ。そろそろ巣立ちの準備
獲物めがけて弾丸のように飛んで行く トカゲをゲット