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             ウミガメの産卵場所近くに残る車のタイヤ跡=徳之島町花徳海岸
平成22年8月4日(水)
ウミガメ孵化ピーク=砂浜への車の乗り入れ、闘牛の散歩注意=
県環境部自然保護課が発表した2009年度のウミガメ上陸状況によると、県内の34市町村で述べ5243頭のウミガメ上陸が確認された。うち奄美では和泊町の399頭を筆頭に全12市町村で計1051頭が上陸した。06年度から不明だった伊仙町でも4年ぶりに4頭の上陸が確認された。今年も島内の各砂浜で多数の産卵跡が確認でき、孵化がピークを迎えている。そんな中、産卵場所のすぐ近くに車のタイヤ痕や闘牛のトレーニング跡が見受けられる。自然保護課では、闘牛の散歩は出来るだけ波打ち際で、そして砂浜への車の乗り入れをしないようにと訴えている。
                   
徳之島のウミガメ上陸状況
町   名 2000  01  02  03  04  05  06  07  08
徳之島町   3   1  14   8  14  61  41  43   3
天 城 町   1   1   2   0   0   0   1   1   4
伊 仙 町   1 不明   2   3   3   2 不明 不明 不明
合   計   5   2   18  11  17  63  42  44   7
※この調査は調査時間を限定しているため、総上陸数を示すものではない

車乗り入れ禁止の看板=里久浜 闘牛のトレーニング ○印は産卵場所


普段は後方に井之川岳がそびえるが煙霧で消失=3日、徳之島町母間
煙霧に包まれた徳之島
3日、南からの湿った温かい空気の流入で島全体が霞に包まれ、終日視界不良となった。