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徳之島町山海岸
平成２２年８月１９日（木）
各地で猛暑日　　島ではガジュマルの木陰で”涼”
全国で連日の猛暑日が続いている。東京都練馬区では最高気温が３８度を突破して”酷暑”となり、熱中症で搬送される人が増えている。亜熱帯の奄美といえば夏は最高気温が３２度、最低２５度あたりを前後し、３５度を越す「猛暑日」はめったにない。ちなみに徳之島の今年の最高気温は８月１日の３２．９度。風があるので日陰に入ればそれなりに暑さをしのげ、スコールが天然の「打ち水」となって涼を生み出す。都会のむしむししたヒートアイランドに比べれば意外と過ごしやすい。 島では日が傾き始めると、ガジュマルの木陰に置いた涼み台に腰を下ろし、茶飲み話が弾む。護岸の上では、うちわ片手に涼をとる姿も見かける。いい風が流れているのだろう。一昔前、どこでも見られた風景だがクーラーの普及で最近姿を消しつつある。
夕暮れとともにガジュマルの下で涼を取る人々＝伊仙町犬田布