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黒潮の搭」=徳之島町花時名
平成22年9月8日(水)
トンバラ岩上空に散った19の華
戦没者慰霊碑「黒潮の搭」

徳之島町花時名海岸の出島(通称フサナキ)に、戦没者慰霊碑「黒潮の搭」が建立されている。これは昭和20年4月22日、陸軍特別攻撃隊として沖縄戦に出撃の途上、敵戦闘機数機とトンバラ岩上空において交戦、護国の華と散った特別攻撃隊第105震武隊、藤野道人陸軍曹長(福岡出身、当時19歳)の慰霊碑である。当敵機との交戦で7名の若い命が散った。昭和54年11月、地元の協力を得て遺族が建立。当時の直島秀良町長が「黒潮の搭」の筆を取り、福 直士、福地福忠、仲田豊彦、吉田義弘、大田昭也、時田セイ、廣崎浩哉、区民一同の名が記されている。

先の戦争で、特攻隊員1028名が戦没。 国のため、徳之島沖に若き命を燃やして散華した英霊に哀悼の意を込め。。。。合掌

慰霊碑が建つ花時名海岸の出島(通称フサナキ) 慰霊碑「黒潮の搭」
慰霊碑横の石碑
「火急を知りて 馳せ参じ 我は行くなり 弥生の空に 
特攻出撃を前に」

水平線左側にはトンバラ岩