カーナビなどに広く利用されている衛星利用測位システム（ＧＰＳ）の精度を１メートル以下にすることを目指す準天頂衛星「みちびき」を搭載したＨ２Ａロケットが１１日午後８時１７分、種子島宇宙センターから打ち上げられた。みちびきは約２８分後、予定起動に投入され、打ち上げは成功した。
徳之島町母間の海岸線では、ひと目見ようと双眼鏡やカメラを構える住民の姿が見られた。
民宿金見荘のテラスからは、金見崎灯台の近くを満点の星に吸い込まれるように上昇する「「みちびき」の光跡が確認できた。