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固有種「アマミマルバネクワガタ」=徳之島町林道 (♀、体長52ミリ)
平成22年9月28日(火)
幻のクワガタ 固有種「アマミマルバネクワガタ」捕獲
奄美大島と徳之島に生息する固有種 「アマミマルバネクワガタ」 を伊仙町在住の岡崎幹人さん(37)が捕獲した。岡崎さんは夜の動物観察中、林道を歩いていたのを発見。 同クワガタは「幻のクワガタ」とも言われ、オスの大顎の発達が悪く、大歯系は「甲虫の王様」などと形容される。 大歯系は徳之島で数頭捕れた記録があるだけ。奄美、徳之島とも個体数は少なく、原生林に生息していて活動直後は発生木の周辺にいる。しばらく経つと地上を歩いている個体数が多くなる。 発生時期は、8月下旬から9月上旬。幼虫時期が3~5年とも言われ、成虫の寿命は短命で孵化後約3ヶ月。個体数は、原生林の減少と開発の進行でかなり減っているが、光沢の有る体形に魅せられて、本土からの捕獲マニアたちの姿も目にする。


正面 背面