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羽化を完了したセミ
平成22年10月16日(土)
透明のドレス!! セミの脱皮  
10月に入っても、セミの鳴き声が響いている。先日、偶然セミの脱皮を観察する事が出来た。夕方、終齢幼虫が地上に出てきて、庭木の枝を引く為の銅線を登り、午後9時30分ごろから羽化を開始、約3時間かけて完了した。 まず背が割れて白い成虫が顔を出す。成虫は上体が殻から出て、足を全部抜き出し腹で逆さ吊り状態にまでなる。その後、足が固まると体を起こして腹部を抜き出し、足でぶら下がって翅を伸ばす。暗くなってから羽化を始めるのは、夜のうちに羽を伸ばし、敵の現れる朝までに飛翔するためであるらしい。セミは卵~幼虫~成虫という不完全変態をする。幼虫として地下生活をする期間は3~17年に達し、地上での成虫期間は1~2週間と言われる。

幼虫は羽化を開始=午後9時30分ごろ 足でぶら下った状態=午後11時ごろ

羽を伸ばした状態=午後11時30分ごろ




wikipediaより