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「天城の歴史・文化・自然」の講演会=天城町役場
平成22年12月21日(火)
天城町で「歴史・文化・自然」講演会   
「天城町の歴史・文化・自然」講演会(天城町教育委員会主催)がこのほど、町役場ユイの里ホールであった。講演会は天城町内の遺跡や史跡の悉皆(しっかい)調査活動の一環。
県文化財課主任の堂込秀人氏が「搭原遺跡の特徴」、沖縄県今帰仁村歴史文化センター館長の仲原弘哲氏が「徳之島と琉球」、大島郡文化財保護連絡会会長の先田光演氏が「シマの民族を探る」、奄美の自然を考える会顧問の田畑満大氏が「奄美群島の植生と主な植物の由来」について、考古学、歴史、民族、自然、各専門的立場から講演した。


波風に耐えモクビャッコウ満開  =絶滅危惧種=
トカラ列島以南の南西諸島、台湾などに分布する絶滅危惧Ⅱ類の「モクビャッコウ」が小さな黄色い頭花を咲かせている。海岸の波しぶきがかかる隆起サンゴ礁に生え、徳之島ではまだ普通に見ることが出来るが、産地も個体数も年々減少している。キク科の常緑低木で葉の両面には灰白色の毛が密生し花は悪臭がある。葉は焼酎に漬けて強壮剤などとして利用される。

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