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「アロ」を仕掛ける山本さん＝クリダ川
平成２２年１２月２２日（水）
ターガンの季節　＝昔ながらのアロで捕獲＝
ツワブキの花が咲くと油が乗って美味しいと言われるターガン（山太郎ガニ）の季節を迎えた。徳之島町上花徳の山本孝之さんは、父親の克孝さん（９０）が手作りした「アロ」を万田川支流のクリダ川に設置、毎朝回収に出かけている。多い日は、４・５匹入っていて、味噌汁にすると最高に美味しいと言う。「アロ」は竹で出来た捕獲カゴで、昔はいたる所で見られたが近年、外国産の箱型の捕獲カゴが主流を占め、ほとんど見かけなくなった。
雲の間から見えた皆既月食＝２１日午後７時ごろ、徳之島町花徳
雲の間から顔をのぞかせた「皆既月食」
２１日夕、太陽と地球と月が一直線に並び、地球の影で月面が覆われる「皆既月食」があった。北海道などではうっすらと赤銅色の月面が観測されたらしいが、徳之島では雲の間から時折観測できた。