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徳之島フォーラム=１０日、伊仙町ほーらい館
平成２３年１月１２日（水）
世界自然遺産登録に向け 「徳之島フォーラム」
鹿児島環境学プロジェクトに取り組む鹿児島大学をはじめ環境省、鹿児島県、徳之島３町の主催で徳之島フォーラムが１０日、伊仙町ほーらい館であった。「徳之島の未来、世界遺産～島の暮らし・産業・環境はどのように変わっていくのか～」 をテーマに基調講演やパネルディスカッションが行われた。基調講演では、元東大史料編纂所所長で古奄美諸島史を専門とする石上英一氏が「日本の中の徳之島」と題して、鹿児島大学学長補佐の小野寺浩氏は「徳之島という地域 ー 自然、社会」の演題で、それぞれ講演した。 パネルディスカッションは２部構成からなり、第一部は「徳之島とは何か」をテーマに徳之島３町長のほか地元の郷土史研究会会長本田碩孝氏、工芸作家の池村 茂氏らが登壇。第２部は「徳之島の地域づくり」をテーマに地元のＮＰＯ法人クロウサギの里代表の松村博光氏、伊仙町歴史民族博物館の新里亮人氏、他、国交省、農水省、環境省の関係者らが持論を展開した。　最後に世界自然遺産登録に向けて「徳之島フォーラム宣言」を採択して閉会した。
採択された「徳之島フォーラム宣言」