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可憐な花を咲かせた「ヒメトケンラン」
平成24年3月12日(月) 
希少種2題
林床にひっそり 「ヒメトケンラン」   =絶滅危惧種
 常緑広葉樹林内の林床で「ヒメトケンラン」が、素朴で可愛らしい花を咲かせている。 多年生の地生ランで、環境省のレッドデーターブックで絶滅危惧TBに指定されている。 高さ20〜30pの花茎に鮮黄色の小さな花を咲かせ、葉の上面にはモザイク状の斑点がある。園芸採取や自然林伐採などで個体数が減少している。 開花時期は2〜4月ごろ。
薄暗い林下で絶えず揺れているので、撮影には根気を要する。


 国の天然記念物「ヒシクイ」=天城町上名道溜池
国の天然記念物「ヒシクイ」   =迷鳥
 ヒシクイは、天然記念物のマガンに似ているが、マガンより大きく、くちばしの先端部「に黄色い帯模様があるのが特徴。ユーラシア大陸で繁殖し、東北や北陸地方に冬鳥として渡来。 徳之島にも希に渡来することがある。 写真は、1月上旬天城町上名道の溜池で撮影。 天城町在住の野鳥に詳しい山田Fさんに同定を依頼、確認。
                                             
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