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平成24年5月15日(火) 
故郷に思いをはせ28年振り帰郷     
 「幼い時期、故郷で育ちいつの日か都会に出て、やはり老いても今なお故郷への思いは深いものです」と語る徳之島町新村出身の野元弘葆さん(77)がこのほど28年振りに帰郷、故郷を満喫した。 野元さんは、大阪で倫理経営綜合事務所所長を務める現役。 「少年時代は、ラッパを吹いて集落内を回って歩いたものだが、当時の面影はわずかに残る石垣ぐらい。すっかり変わった故郷の姿がどこかよその町の様子に見え、今浦島太郎の思いである。また、28年前からの変貌は何か一抹のさみしさがこみあげて来る」とも語った。
12日夜、同町轟木の「ひょうたん」で、同級生12人が集まって歓迎会が行われた。それぞれが幼少期にタイムスリップ、幼いころの思い出話等に花を咲かせた。


同級生の面々 右:野元さん

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