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シマカナメモチ=4日午後7時ごろ、徳之島北部山中
平成24年7月5日(木) 
絶滅危惧種2題     = シマカナメモチ・コブラン
 昨日の夕方、森林監視員の行山武久さんに案内してもらって 「シマカナメモチ」(絶滅危惧U類)を観察した。 数年前から開花を見ようと幾度となく足を運んだが毎年空振りに終わっていた。 シマカナメモチの木自体は結構あるが、花を付けていたのは1本だけでそれも一枝だけ。 花は約8ミリぐらいで、枝先に房状に付き香りがある。 シャリンバイに似ていて花が咲かないと区別がしにくい。

「コブラン」は、環境省レッドデーターブクで 「近い将来における絶滅の危険性が高い種」(絶滅危惧TB)に指定されている。 密林の樹幹などに着生。 根茎は短く、数枚の葉を叢生する。 葉は下垂し帯状で単葉か、長い葉では先の方で1〜3回分岐する。


 オオタニワタリに着生したコブラン
コブラン=徳之島の深山にて 

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