南西糖業株式会社徳之島事業本部(鈴木章 事業本部長)の全従業員98名が21日、出身町別の12班に分かれ、ボランティア清掃活動を行った。
3事業所周辺の県道や農免道路を中心に、投げ捨てられた空き缶やビニール袋を回収した他、伊仙工場近くの瀬田海水浴場では、海水浴客の安全遊泳のために、砂浜の目立った石を撤去、昨年ウミガメの産卵が確認された伊仙工場東海岸の総海(ソウウン)では、今年も産卵が出来るようにと、海岸の漂着ゴミの清掃を行った。午前8時30分から2時間の清掃活動で、軽トラック6台分のゴミ(600Kg)が回収された。道路脇から拾い集められたゴミの中には、缶ビールのポイ捨てが多く、運転モラルの悪さが目立った。
南西糖業では製糖期に畑の中からサトウキビと共に搬入される空き缶等も多く、機械の故障による圧搾停止の原因にもなっており、一昨年から全従業員参加でのボランティア清掃活動を行っている。同社では、今後も地域の環境美化貢献活動として継続して行くとのことである。
|