伊仙小学校の6年生を中心に父兄や地域住民ら約70名が参加して2日、旧徳之島農業高校の校庭で脱穀作業(徳之島虹の会主催、三井製糖協賛)が行われた。
「伊仙ひのひかり」と銘打った伊仙小6年生親子による稲作一連の体験学習で、4月30日に田植え、8月19日に刈り取り作業が行われ、刈り取られた稲は田んぼに干してあったが台風接近で旧農高に緊急避難して保管。
当日は作業開始前に、鹿児島県徳之島事務所農業普及課の朝倉先生の日本の稲作や脱穀作業などミニ講話もあった。
脱穀作業は、島内各地から集められた足踏み脱穀機や唐箕、千歯、ユイなどを使って昔ながらの手作業で行われた。 ほとんどの参加者が見たことも使ったこともない農機具ばかりで、徳之島町花徳から駆け付けた政岡良治さんらが実演を兼ねて手ほどきをした。 収穫された籾は20袋で、精米してカレーライスなどにして食べると言う。 12月には藁を使って正月用しめ縄作りなども計画している。
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