マルエーフェリー(奄美市、有村和晃社長)は21日、新船「フェリー波之上」(8072㌧)の公開をした。 1962年に就航した初代の「波之上丸」から数えて、5代目。 新船は全長145㍍、幅24㍍で県内離島航路では最大規模となる。総工費は約50億円。 エレベーターやエスカレータなどの各設備を充実し、通路は車いすが通れる広さを確保、介護者と同宿できる車いす専用の個室も備えた。2等客室はお互いの顔を見ないで寝られるように仕切りや個室寝台を設けプライバシーに配慮されている。 女性専用客室や化粧室、授乳室、シャワー室なども設置した。 また、タラップの長さを現行の半分にし、階段が急角度に成りにくいように工夫した。 同船は27日から鹿児島~奄美~沖縄航路に就航する。 |