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「ハシカンボク」=11日、井之川岳
平成24年10月12日(金)
深まりゆく秋    =ハシカンボク・サキシマフヨウ林縁を彩る
 たび重なる台風で、島内のほとんどの林道で崖崩れが発生して通行不能となっている。 完全復旧まではまだまだ時間が掛かりそうだが、フィリピンの東海上には台風21号が発生。来週初めにも接近しそうな気配である。
 会合の帰り、久しぶりに井之川岳登山道に立ち寄って見た。 林縁には、奄美に秋を告げる「サキシマフヨウ」やノボタンの仲間「ハシカンボク」がピンクの花を咲かせ彩りを添えていた。

奄美に秋を告げる「サキシマフヨウ」 カゴメラン


約50名が参加した勉強会=10日夜
世界自然遺産登録に向けて勉強会
 8月に細野環境大臣も来島して開催される予定だった「世界自然遺産フォーラムIN徳之島」が台風15号接近で中止になったのを受け、10日夜、亀津のホテルで世界自然遺産登録に向けての勉強会が行われた。 冒頭、細野元環境大臣のビデオレターが紹介され、「地元での機運を盛り上げてほしい」とアピールした。 
 環境省奄美自然保護官事務所の田中 準自然保護官が「奄美・琉球諸島の自然と世界自然遺産について」 映像を交えてながら詳しく解説、約50名の参加者は熱心に聞き入っていた。

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