鹿児島大学環境学研究会がまとめた徳之島の研究成果の報告会が17日、天城町役場「ユイの
里ホール」であった。 徳之島地区自然保護協議会、3町役場世界自然遺産担当者、住民など約70名が参加、大久天城町長は「世界遺産登録に早く前に進んでほしい」と挨拶。
鹿児島大学の四氏が発表、「徳之島の森林生態系:自然・人為攪乱による特性と危機」と題して米田 健 鹿児島大学農学研究科教授が、「「奄美~徳之島の植物」と題して同理工学研究科准教授、「九州南部~奄美群島の陸産・淡水産カニ類」と題して同水産学研究科教授、「徳之島の聞き書きから見えてきたもの」と題して同生涯研究センター准教授がそれぞれ発表した。
報告会の後、意見交換会が行われ研究成果報告の質問のほか、世界自然遺産への疑問や懸念などについて意見交換が行われた。
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