ユーラシア大陸北部とアメリカ大陸の北極圏に繁殖分布し、冬になると中国や日本などに南下して越冬するコハクチョウの幼鳥2羽が14日、徳之島町諸田池に飛来。 水面に嘴を入れて水草を菜食する様子が見られた。奄美諸島には迷鳥としてまれに飛来、数年前に花徳の万田川下流の大湊橋近くで確認されたのと3年前に万田川の中流近くの沈砂池で成鳥1羽が確認されている。
近くに住む川畑邦夫さんは 「諸田池には色んな野鳥が飛来するが、コハクチョウは初めて見る。静かに見守って欲しい」と語った。
コハクチョウとハクチョウは見分けがしにくいが、コハクチョウは嘴の黄色部分がオオハクチョウに比べて小さく、鼻孔の手前まで黄色でオオハクチョウは鼻の先まで黄色い。 幼鳥の時は、体全体が灰白色で嘴は先端が黒く、他は白色をしている。
成鳥になると真っ白になり白鳥らしくなる。嘴の白い部分も黄色くなる。
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