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岩の上で魚影を追う青年=花徳海岸
平成24年12月7日(金)
  ゆったりと流れる「島時間」
 「島時間」という言葉がある。 最近は改善されつつあるが色んな会合などの開始時間が必ずと言っていいほど遅れる「島時間」。 南国の気候がそうさせるのか、人の暮らしがそうさせるのか。時計の針が秒を刻む音とは違う。
 昨日、岩の上で太平洋を眺める一人の青年に出会った。何をしているのか尋ねてみると、満潮に合わせて魚が寄ってきて海草を食べるのが見えるらしい。 そこを狙って投網を投げるのだという。 彼は1時間近くのんびりと「島時間」を堪能していた。 近くの砂浜では、闘牛の散歩や車の中で三味線を弾く女性、釣り糸を垂れる老人、「島時間」がゆっくりと流れる中、選挙カーがボリュームを上げて慌ただしく走り去って行った。


【のんびりと流れる島時間」  
闘牛の散歩=花徳海岸 車の中で三味線を奏でる女性
釣り糸を垂れる老婆 ゆっくりと時を刻む島時間

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