政府は、奄美・琉球諸島」が世界自然遺産登録推薦の前提となる国連教育科学文化機構の暫定リストに追加を16日、正式に決定する。 そんな中、徳之島固有種で絶滅危惧ⅠA類
(ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種)の「オオアマミテンナンショウ」が伊仙町西部地区の民家で開花した。 敷地内には約20株が自生している。
民家近くの海岸や林道でも開花。オオアマミテンナンショウと肩を並べるかように徳之島固有種で絶滅危惧Ⅱ類の「トクノシマカンアオイ」も石灰岩の土壌で花を咲かせ始めている。
オオアマミテンナンショウは、徳之島3町が昨年9月施行した希少動植物保護条例にも指定され、採取等が禁止されている。
近年の農地開発で自生地は年々減少、群落地は現在5ヶ所ほどしかない。
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