米海兵隊の入隊希望はいろいろとありますが・・・と前置きして次のように話をしてくれた。
「僕は日本が大好きです。日本人にはテロ事件、テロリストへの危機感と言うもはピンとこないかも知れませんが、僕はテロとは世界中何時何処であるか分からないものだたと思っています。大好きな日本、そして大切な家族、親戚、親友、友人など皆を第一線で守りたいと考えました。自衛隊でも良かったのですが、テロリストを最前線で食い止めたい。僕一人の命で、何人、何十、何百人の人達の命、平和を一日、一分、一秒でも守れるなら最前線で戦い、この命をささげても良いと思ったからです。日本だけでなく戦地で苦しむ現地の人達の平和を守れるなら守ってあげたいと思いました。
僕の入隊希望は、日本への愛国心と忠実心そして家族愛から来ているものです。
海兵隊に入隊してから別の自分の気持ちに気ずきましたが、戦地に居るときは自分の部下、実の兄弟以上の絆を持つ同期を自分の命と引き換えにしてでも守りたい、生きて故郷へ帰したいという気持ちで戦っている事に気ずきました。この時,海兵隊に入隊したのは同期達との出会い一緒に家族、友人、そして世界平和に向け一緒に戦う為に入隊したのだと実感しました。
他にもいろいろと入隊の理由はありますが、今回は大きなものを二つ挙げさせていただきました。
アフガニスタンには2011年2月22日から2011年9月29日まで居ました。 アフガニスタンへの派兵日に日本から母が来て,妻と子供二人に見送られました。最後の別れになるかもしれないと覚悟を決めバスの中から涙ぐむ母と妻、何も分からずはしゃぐ子供二人の姿を目に焼き付けて出発しました。その時、見送る家族を見るのはとても辛いものでした。 正義の為だと、生きてまた祖国日本、アメリカの地を二度と踏めないものと考えて派兵いたしました」
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