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徳之島固有種で絶滅危惧種の 「タニムラカンアオイ」=3日、徳之島町北部で撮影
平成25年2月7日(木)
春を告げる希少植物    
 寒暖の差が激しい昨今だが、徳之島町北部の山間では、花期を迎えた希少な花々がひっそりと咲き誇っている。 ビロード状の葉の下に1センチほどの花を咲かせるタニムラカンアオイ。 徳之島固有種で鹿児島県のレッドデーターブックで絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。奄美諸島には9種類のカンアオイが自生するが、徳之島にはタニムラカンアオイの他にトクノシマカンアオイ、ハツシマカンアオイ、オオバカンアオイの4種が自生する。 タニムラカンアオイはカンアオイの仲間で最も美しくシラユキカンアオイの別名もある。 花期は1月~4月。
路傍や林縁に生える多年草のアカボシタツナミソウは奄美大島~沖縄諸島固有種で淡紫色の花を数多く咲かす。名前の由来は、同じ向きに咲いている花を押し寄せる波頭に見立てたものという(立波草)。 花期は1月~5月。

 
奄美大島~沖縄諸島固有の「アカボシタツナミソウ」=3日

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