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 ヒヨドリの食害に合ったタンカン=政さんのタンカン園
平成25年2月26日(火)
ヒヨドリ対策でサシバ巻き添え被害
 徳之島の柑橘生産農家はこの時期、タンカン収穫作業に追われている。 度重なる台風で二年続きの不作である。 今年はヒヨドリの群れも飛来し、タンカン食害が頻発、農家にとってはまさに「泣きっ面にヒヨドリ」といった二重の被害に頭を抱えている。 
手々地区の政 武文さん(61)がこのほど、収穫にタンカン園を訪れたところ、小型のサシバがビニールひもに絡まっていた。 ビニールひもはヒヨドリ防除用のもので、ヒヨドリを狙って飛来したサシバが偶然引っかかったらしい。
政さんがビニールひもを取り除き解放したが、脱出を試みて体力を消耗したのか飛び出す様子がなく、自宅から肉片を持って来て与えたところ元気を取り戻して飛び去ったという。
ヒヨドリ対策として天敵のカラスや鷹のビニール製グッズを吊ったり、赤外線で鳥の飛来を感知し、猛禽類の鳴き声を発する装置を設置する等、色んな対策を行ったがいずれも一時的な効果はあったものの、すぐ慣れてしまい以後なす術もなく、農家はヒヨドリ被害に困り果てていると言う。


 ヒヨドリ防除用のビニールひもに絡まったサシバ
 
 「徳之島ダイエットアイランド」キックオフシンポジウム=24日、伊仙町
長寿の島からダイエットの島へ 
 伊仙町の徳之島ダイエットアイランド構想シンポジウムが24日、同町ほーらい館で開催された。モクモク手づくりファーム(三重県)の木村 修社長らが「なぜ今、徳之島でダイエット?」を解説。 パネルディスカッションでは「本物の長寿を取り戻すために!」をテーマに大久保 明町長がコーディネーターを務め、同町保健センターの澤佐和子所長が「長寿者は多いが早世傾向にある」などと説明した。 最後に大久保町長が「本物の長寿が出来るように、日々の生活を変え、長寿の暮らしや食生活を示し、もてなしの心をサービスに変えて提供することを誓う」とダイエットアイランド宣言をした。
 来月3日~11日まで、日本初の構想・徳之島まるごと体験「ダイエットモニターツアー」も開催される。

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