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関係機関による不法投棄・盗掘対策会議=28日、徳之島警察署
平成25年3月1日(金)
世界自然遺産登録を見据え
警察・官民一体で不法投棄 盗掘対策
 奄美諸島の世界自然遺産登録に向けての取り組みが進む中、悪質な不法投棄や希少動植物の盗掘などが未だ後を絶たない。 12日、徳之島防犯協会が関係団体に呼びかけて 「第1回不法投棄・希少動植物盗掘盗伐対策会議」が徳之島警察署会議室であった。
薗田博紀徳之島警察署長が 「今の現状を守っていくには、保護対策が必要であり、地域の一人一人が立派な自然がある島だと自覚するのが必要。 違法行為には行政、住民と連携して厳しく対処行く」と挨拶。
 行政代表(三町)、NPO法人徳之島虹の会、保健所などから不法投棄や監視事業等の状況報告があった。 各町では緊急雇用対策補助事業を取り入れ、約1千万円をつぎ込んで不法投棄物の回収作業に取り組み、看板設置や鉄線での柵設置などで住民の意識レベルが高まってきているとの報告も。  会議終了後、3町に分かれて不法投棄現場の監視パトロールも行われた。
 
監視パトロール=徳之島町轟木
不法投棄現場パトロール 不法投棄現場
   
徳之島ではゴミ処理場が出来る以前、ゴミの処理は各家庭で行われ、川上や山間部に捨てるのが当たり前のように行われていた。 その意識が住民の脳裏からまだ抜けきらないようである。
以下の写真はボランティアや行政が撤去作業を行う前のもの
   
 
緊急雇用対策事業で回収されたゴミ=天城町 不法投棄禁止の看板の周りはゴミの山=徳之島町
 天城町  伊仙町
 車からのポイ捨て=三京  松原
 与名間  

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