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イノシシ侵入防止柵を設置する住民ら=松原西区
平成25年3月13日(水)
イノシシ侵入防止柵設置に一汗  =天城町松原西区
 奄美群島を中心にイノシシによる農作物への被害が拡大しているため、県では平成19年度から特定鳥獣(イノシシ)保護管理計画を策定し、現在に至るまで、農地を中心とした被害防除対策や捕獲を実施してきたが被害は依然として高い水準で推移し減少させるには至っていない。
徳之島3町では、有害鳥獣駆除補助事業を導入して、山裾にイノシシ侵入防止柵設置を進めている。 このほど天城町松原西区(西 繁夫区長)の住民約40名が参加して侵入防止柵設置に汗を流した。 今後、毎週日曜日、午前8時から11時にかけて、全長約2km渡る柵を設置する。 徳之島町花徳地区では先日、住民によって柵設置場所の刈り払い作業が行われた。
 奄美群島に生息するリュウキュウイノシシは、野外での平均産仔数は3,9頭といわれる。 同イノシシは「鹿児島県の絶滅の恐れのある野生動植物」に指定されているが正確な生息数は把握されていない。
 

黄砂で霞みがかかった母間集落=12日、午後1時ごろ 
 黄砂で霞む街
 11日から徳之島で黄砂が確認され、井之川岳や天城岳が霞んで見えた。 午後1時ごろには、井之川岳が完全に視界から消えた。

 花徳小学校と井之川岳=12日、午後1時過ぎ

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