長年地域住民に親しまれて来た行山商店=徳之島町母間=が、16日夕を最後に閉店した。 当地域にはかつて二店舗が営業していたが十数年前、店主の老齢化などで一店舗が閉鎖、その後行山商店一軒のみの営業となった。
同商店は親子二代で80余年の間、雑貨店として地域住民に親しまれて来たが店舗の老巧化などで閉店を余儀なくされた。 最後の買い物に訪れた時田セイコさん(94)は「これから買い物に行くのにバスで出かけなくてはならない、買い物難民なるのでは」と閉店を惜しんでいた。
閉店後、店主の行山武久さんが所属する「徳之島虹の会」のメンバーや地域住民らが店内で慰労会を行い長年の労をねぎらった。
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