朝な夕なにキョロロロロ~と言うアカショウビンの澄み切った鳴き声がこだまする。
愛鳥週間に入り、メジロやツバメなどの子育てを目にするようになった。 野鳥の子育ては、餌になる虫が多い今の時期がほとんどである。 ところがハトは、ヒナに餌として虫などを与えないため一年中子育てが出来る。親鳥はのどの奥にある「そのう」から分泌液を出して、これをヒナに与える。
まるでハトの母乳のようで、「ビジョンミルク」と呼ばれている。キジバトは、オスが運んできた小枝を組んで簡単な巣をメスが作る。卵の世話やヒナの世話は、昼間はオスが夜はメスがする。一度つがいになると一生離れる事はない。
野鳥を観察しながら林道に入ると、雨季の花、コンロンカやイジュウの花が膨らみ始めている。梅雨入りも間近のようである。
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