２０１１年４月より放送開始になったＮＨＫ BS 「新日本風土記」のテーマーソングなどを唄い、坂本龍一、ＵＡ、ゴンチ、上妻宏光など数多くのアーティストと共演した加計呂麻島出身、赤崎郁恵のシマ唄コンサートが２６日夜、徳之島町文化会館であった。
３部構成で行われ、第１部の郷土芸能では夏目踊り（徳之島町）、意見口説（伊仙町）、松原一番豊年踊り（天城町）などが披露された。
第２部は、世界初（昭和３５年製作当時）シネマスコープ水中カラー撮影に成功した歴史的セミ・ドキュメンタリー映画「エラブの海」が上映された。 同映画には朝崎さんが１８歳の時のシマ唄が挿入され、デビュー作でもあり歌の原点でもある。
また、昭和３５年当時の亀津の街や闘牛大会などがスクリーンに映し出されると客席からどよめきが沸いた。
第３部は、１０代にして天才唄者として活躍。 ニューヨーク、キューバなどの海外公演を始め、国立劇場１０年連続公演等、数々の舞台を踏んだ朝崎郁恵
シマ唄コンサート。 ヨイスラ節や祖父母が沖永良部出身で、ＮＨＫ大河ドラマ「篤姫」などの音楽をを担当した吉俣 良さんのピアノに乗せて魂を揺さぶる深い声霊で唄い、聴衆を魅了した。
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