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雨と霧の中、ハブに注意を払いながら井之川岳山頂へ
平成25年6月5日(水)
雨季の井之川岳登山
 2日(日曜日)、井之川岳へパトロールを兼ねて動植物観察に出かけた。 港で植物写真家で「奄美の絶滅危惧植物」の著者 山下 弘さんを出迎えて、雨の降る中,、5名で井之川岳山頂へ。 霧とぬかるみに阻まれ、ハブに注意しながら下草を払い退けて前進。 手のひらほどの大きさの絶滅危惧種「アマミハナサキガエル」やヘビという名のトカゲ「アオカナヘビ」、1998年以降の記録がない固有種の「トクノシマギセル」などを確認。 以前から一度見てみたいと思っていたアマミフユイチゴの花も一輪だけ開花していた。
昨年の度重なる台風で山全体が乾燥して「死んでいた」が、雨季に入りみずみずしさを取り戻しつつある。


トクノシマギセル=固有種

アマミフユイチゴ=希少種

 ユウレイラン:葉を持たない腐生ラン (徳之島で初確認?)

 アオカナヘビ (体長20㎝前後、尾はその4分の3をしめる

 
 ヤクシマスミレ=絶滅危惧種

 シュシュラン=絶滅危惧種

体長約10センチの「アマミハナサキガエル」=絶滅危惧Ⅱ類(環境省)


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