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台風7号の影響で小雨がぱらつく轟木長道=11日1、午後6時過ぎ
平成25年7月12日(金)
台風シーズン到来 !?
 南大東島の南の海上を西に進んでいる非常に強い台風7号の影響で、奄美地方は11日夜遅くから12日にかけて大しけとなる。 海の便には影響も出始め11日、午後5時半鹿児島発徳之島行の「フェリーきかい」、午後6時鹿児島発奄美各島経由沖縄行きの「フェリーあけぼの」が欠航となった。 
 
 
 モドキ昆虫     =アマミサソリモドキ
 我が家には色んな昆虫類がよく持ち込まれるが、このほど、ユーアイ徳之島の芝田秀子さんが「目が飛び出てしっぽのある昆虫を捕獲した」と言うので、てっきり「キノボリトカゲ」かと思っていたが、実物を見るとキノボリトカゲとは似ても似つかぬ「アマミサソリモドキ」だった。 ハサミを持っていて、これを折りたたむと目が飛び出たように見える。
 アマミサソリモドキは、九州南部から奄美諸島に分布。全長は約80ミリ。比較的大型のクモ綱の生物である。名前の通り、サソリに似た特徴はあるが外見はハサミと紐状の尾を持ったクモといった感で毒針がない。
危険を察知すると成分の8割が酢酸である分泌物を肛門腺から吹きかける。皮膚に直接ついたり、目にはいると危険。 国内には2種が生息している。太古の昔から進化せずにそのままの姿で生き延びてきた非常に興味深い生き物であり、生きた化石とも言われている。

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