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砂浜から這い出してくる子亀をカメラに収める参加者=17日、午後11時ごろ
平成25年7月18日(木)
 ウミガメの話題2題
下久志海岸でウミガメふ化脱出
 徳之島ウミガメ情報ネットワークに登録しておくと、ウミガメの上陸や産卵、ふ化脱出情報がリアルタイムで入ってくる。 昨日は、徳之島町役場企画課が金見海岸でアカウミガメの救出と下久志海岸でのふ化脱出情報が入ってきた。 午後9時30分ごろ「ついに下久志で子亀が一匹頭を出しています」と言う情報が登録者に一斉に配信され、大勢が集まって見守る中、約60匹のアカウミガメが大海原めがけて元気よく旅立って行った。 
ウミガメ保護推進協議会会員の池村茂さん(56)が連日観察して情報を提供、集まった人たちは砂浜から這い出してくる子亀をカメラに収めたり大自然のドラマに感動していた。
 今回ふ化脱出したのは4月26日産卵したもので、池村さんによると平均より日数がかかってると言う。  数日中には花徳海岸でも同様なふ化光景が見られそうである。
 

 
ウミガメの救出をする役場職員=17日、徳之島町金見海岸
金見でウミガメ救出!  

本日、徳之島町金見の方から「海岸を散歩中に動けなくなっているウミガメを見つけた」という内容の連絡があり、本町企画課担当者らで救出に向かいました。ウミガメは、リーフの中ほどにたたずんでいましたが、体力は残っている様子。左右で支えるなどしながら、自力で抜け出せるよう補助しました。何度か休憩しながらリーフの先端にたどり着いたウミガメは、無事に海へ帰っていきました。 カメはアカウミガメと見られ、甲羅の長さは約1メートルで幅は75センチほどありました。砂浜には産卵場所を探して横断した跡が残っており、産卵後真っ直ぐ海の方向に向かっていきましたが、潮が引きすぎて立ち往生していたものと思われます。

 【写真と文は役場企画課が配信したものを転用】
 
 アカウミガメ

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