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 実熊牛の角=16日、伊仙町なくさみ館展示室
平成25年8月21日(水)
伝説の名牛「実熊牛」の角 半世紀ぶり帰郷
 昭和24年~昭和36年にかけて徳之島闘牛界で大活躍、42勝1敗1分の戦歴を残し、「闘牛の神様」と言われた伝説の名牛「実熊牛」の角が16日、伊仙町の「なくさみ館」に寄贈され、展示館に展示された。 角を保管していたのは、元沖縄県議の上原正英さん(78)=うるま市=で、伊仙町企画課を中心に6月から上原さんに寄贈を要請、実現したもの。 実熊牛は昭和22年7月、徳之島町母間大当で出生。 その後、亀津の実熊実一、タフさんの元へ渡り、「坊」と呼ばれ子ども同然に可愛がられた。 亀津中区には現在も牛舎や実熊牛のセメント像が残る。


実熊牛を応援するタフさん(右)= 昭和29年 亀津長浜闘牛場 (撮影:加川哲夫氏)
亀津闘牛場  実熊家に現在もある実熊牛のセメント像

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