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産卵のため上陸したウミガメと孵化して大海原に向かう子ガメ
平成25年9月4日(水)
ウミガメ調査がもたらした健康増進 
 5月、徳之島町役場で「徳之島ウミガメミーティング」が開催され、ウミガメ産卵上陸調査や保護活動への協力が呼びかけられた。 その結果数多くの上陸確認情報が寄せられている。
徳之島町北部の手々海岸に於いても5月から8月20日現在で、昨年の上陸確認数12頭を上回る27頭の上陸跡が確認されている。
手々集落の農業 政武文さん(60)は、今までウミガメの上陸足跡さえ見たことが無かったが、ミーティングに参加して興味を深めたことから毎朝、近くの砂浜散歩を日課とし、新しい上陸跡があれば産卵箇所と思われるポイントにポールを立ててマークしている。
政さんは晩酌を一日たりとも欠かしたことのない大の酒好きであるが、7月の大潮の晩、晩酌をノンアルコールビールで我慢して浜に降りてみた。 何と初日にして体長130センチのアカウミガメと遭遇。その巨大さに圧倒され、初コンタクトはインパクト大であったと興奮気味に語った。 以後、アオウミガメ5頭、アカウミガメ2頭の上陸とアオウミガメ3頭の産卵を確認している。

今後の孵化が楽しみで、政さんのノンアルコールビール晩酌はこれからも続きそうである。ウミガメ調査がもたらした健康増進効果に本人も苦笑いしている。


第2回徳之島ウミガメミィーティング
      日時:9月7日(土) 7:00~
      場所:伊仙町古里集落生活館

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