台風28号接近中の先月20日、希少植物を観察に出かけた。 いつも、数名の仲間で探索するが、この日はそれぞれ予定があり単独で入山。 ハブ防具や毒吸出し器など完全防備で草を刈り払いながら10数メートル進んだ地点でドクロを巻いたヒメハブと遭遇、一瞬ハブかと思い心臓が高鳴った。 目的の植物を数本確認して、湿度と気温が高くハブが気になり、藪蚊も多かったので即退散することにした。
次の日曜日は4人で、三京の渓流で石の割れ目に生えた一株の「コケタンポポ」(絶滅危惧Ⅱ類)を観察。 帰りは、道なき道を進んで国内では徳之島にのみ分布している「タイワンアマクサシダ」(絶滅危惧ⅠA類)を観察することが出来た。 色々見て回ると徳之島は、希少動植物の宝庫であることをつくづく感じる
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