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徳之島のフラ愛好者=松原にて
平成26年1月18日(土)
”フラ”の歴史
 牧野三佐男  オレゴン大学特任教授
アメリカ国際教育研究所 所長
 現在日本中の女性の間でフラダンス・ブームになっていると言っても過言ではありません。ここで今回はフラダンスの歴史をご紹介致したいと思います

フラの誕生””フラ=ハワイ語でHula、ハワイアンダンスのこと。世界一美しい踊りと言われるフラ。現在のフラの源流は、1000年前近くからあったと言われる古代 フラで、更に、この原点はマルケサス、タヒチ、トンガ、サモア等ポリネシア各地の踊りと共通の起源を持つものと考えられており、 これらがハワイに入りハワイの自然観や宗教観の強い影響を受け、ハワイのフラとして独自に育った言われている。ハワイの伝説・神話によれば、フラを最初に踊ったのはタヒチの酋長の「ラア」とも言われており、 また別の言い伝えでは、ラカ(ペレの妹でフラの女神と言われている)が、さらに、 ヒイアカ(同じくペレの妹)が半神のホーポエ(ヒイアカの親友・オヒアレフアの森の精)から 教わり踊ったのが起源とも言われている。いずれにしても、神々への礼拝の宗教儀式の際に奉納 されたもので、いわゆる古代のフラであった。このなかには限られた男性だけしか踊ることが許されないものもあった。                          

 

  ハワイの島々は昔、文字がなく、口から口への言い伝え(オーラル トラディショナル)により後世にいろいろの出来事を伝えた。 その大きな手段が オリ(Oli 祈り・詩詠、一般的にチャントとも言う)、メレ(Mele 踊りを伴う歌)であり、 フラ(踊り)であつた。 神聖な自然に対する信仰がハワイ文化の根底をなしており、多くの宗教的意味を持ち、自然をたたえ、神々に畏敬を捧げ、美しい星、 大きな海、綺麗な花になって踊った。また、男も女も求愛の踊りを踊った。



フラダンスは心臓まひや疾患のためのリハビリ療法として効果がある

 

    ホノルル・スターアドバイザー紙に次のような記事が載っていた.

      Honolulu Star-AdvertiserHula’s graceful rotation of the hips may be just what the doctor ordered in terms of cardiac rehabilitation therapy. Researchers from the University of Hawai‘i at Manoa’s John A. Burns School of Medicine (JABSOM) and its partners have found that the Native Hawaiian dance form can be effective rehabilitation therapy for heart-attack victims.

  「フラダンスでヒップを回転することは心臓病の治療に大きな効果があり心臓治療用語として医師が取り上げた。ハワイ大学マノア校医学部のジョンA. バンーズ博士と共同研究している同僚研究者達が ”原住民のダンスが心臓まひや疾患のためのリハビリ療法として効果がある」事を明らかにした。(訳:牧野三佐男)

  ハワイ州

   ハワイ州(ハワイ語: Hawaiʻi 、英語:

      Hawaii;HI)は、太平洋に位置するハワイ諸島にあるアメリカ合衆国の州である。漢字では布哇と書く。州都はオアフ島のホノルル市である。アメリカ合衆国50州の中で最後に加盟した州である。 ハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、ニイハウ島、カホオラウェ島の8つの島と100以上の小島からなるハワイ諸島のうち、ミッドウェー環礁を除いたすべての島が、ハワイ州に属している. 


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