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白い湯気と甘い香りが漂う黒糖工場=11日、伊仙町犬田布 
平成26年2月12日(水)
昔ながらの直火炊き製法を守り続ける
伊仙町犬田布 徳南製糖の「純黒糖」
 伊仙町犬田布の県道沿いで「日本一の黒砂糖」と称される徳南製糖の「純黒糖」生産が始まっている。 工場内には圧搾機の轟音が響き、白い湯気と甘い香りが漂う。 職人たちがそれぞれの職場を分担、使用するサトウキビは手刈りで収穫し、収穫後すぐに製糖するなど昔ながらの直火炊き製法でこだわりの黒糖作りを守っている。 4段階の釜があり圧搾したキビの搾りかすや椎の木などを燃料に直火でゆっくり煮詰めていく。 責任者の南郷正子さんによると、1日約10㌧のキビを圧搾、そこから1㌧の製品が出来るという。 12月12日から始まった製糖は、サトウキビが無くなる3月中旬まで続く。 こだわりの純黒糖を求めて全国からの注文も後を絶たない。
新黒糖は工場横の直売所で販売も行っている。
問い合わせ先 徳南製糖(0997-86-9010)
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【工場見学写真特集】
   
 原料置き場に積み上げられたサトウキビ  圧搾作業
キビの搾り粕や木材で直火炊き 1番釜しぼり汁を入れる
2番釜で頃合いを見計らって凝固用の石灰投入 各釜で丁寧にアクを除去
仕上がり寸前の4番釜 4番釜から煮詰めた汁を冷却攪拌機へ移動
最終工程を終え30kg詰めのケースへ  出来たての「ガンザタ」
   
 経営者の南郷さん夫妻  工場隣にある直売所

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